わが子が発熱した日。冷静になれなかった話

こんにちは、看護師パパのあめふらです。
今日は、我が子が急に発熱したときのリアルな話と、
「看護師である自分が実際どう対応したのか」を、正直に書いてみようと思います。


■夜、突然の高熱。

その日は、たまたま日勤。帰宅して少し一息ついた20時ごろ。
子どもがなんとなくぐずっていて、顔を触ると…めちゃくちゃ熱い。

体温計で測ると【38.7℃】。

冷静なはずの看護師パパ、心の中で動揺。

「これ…何かの感染症か?」「コロナ?インフル?」「救急行くべき?」
日中に病棟で何人もの発熱患者を見てきた僕が、自分の子どもとなると冷静さを欠いてしまう。


■自分に言い聞かせた“看護師の判断”

気持ちは焦るけど、深呼吸。
まずは、頭の中でチェックリスト。

🔸熱以外の症状は?
→ 少し鼻水。咳は軽い。食欲は…夕飯は半分くらい。

🔸意識は?
→ 名前を呼ぶと反応はある。抱っこをせがむ元気もある。

🔸水分はとれてる?
→ 麦茶と牛乳を少し飲んでいた。

ここでようやく、「今すぐ受診ではないな」と判断できました。
焦りすぎて、知識より“親としての不安”が勝ちかけてました。


■家庭でやった対処法

看護師としてではなく、“親として”やったこと。

✅1. 脱水予防

→ こまめに水分補給(麦茶+リンゴジュース)。
スプーン1杯ずつでもOK。無理やり飲ませず、機嫌を見て。

✅2. 解熱剤は使う?使わない?

→ 子どもがつらそう(泣いて寝られない、苦しそう)だったので、
かかりつけからもらっていた小児用カロナールを使用。
※解熱剤=熱を下げるためじゃなく、「休ませるため」と考えています。

✅3. 熱の経過を見る

→ 2時間おきに検温。
→ 体が熱いからといって、むやみに冷やしすぎないように注意。
→ 寝汗をかいたら、軽く着替え&水分。


■翌朝、小児科へ

朝になっても熱は38.5℃前後。
夜よりは元気そうだけど、ぐったりしていないか・水分とれているかをチェック。

かかりつけに電話で確認し、受診へ。

結果は軽い風邪とのこと
でも、医師に診てもらって安心したし、薬(鼻水止め)ももらえたので、
やっぱり受診してよかったと思いました。


■看護師でも、不安になる

今回改めて思ったのは、
「どれだけ知識があっても、わが子となると冷静になれない」ということ。

病棟で見てる患者さんと、自宅で見る子どもはまったく別モノでした。

だから、世の中のパパママが「これ病院行くべき?」「様子見でいい?」って迷うの、めちゃくちゃわかります。


■さいごに:迷ったときの目安

あくまで一例ですが、看護師として「病院に行ってほしいサイン」をまとめておきます👇

🔺すぐに受診をおすすめしたい症状

  • 意識がぼんやりしている、反応が鈍い
  • 呼吸が速い・苦しそう
  • 水分を全くとれない/嘔吐が続く
  • 高熱が2日以上続く/けいれん

少しでも「変だな」と思ったら、迷わず受診 or 電話相談(#8000)を使ってくださいね。


今回は我が家の「看護師パパでも焦った夜」のお話でした。
少しでも、「あ、うちだけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

読んでくれてありがとうございました。

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