完全ミルク育児の我が家では、夜も昼もミルクとオムツのくり返し。
正直、寝不足と疲れで毎日バテ気味でした。
「可愛いけど、きついな」と思う日もあって、
これってずっと続くのか…と先が見えないような気持ちになるときもありました。
そんなある日、
ちょっとだけ救われたような出来事がありました。
あ、笑ったかも
ミルクを飲ませたあと、抱っこしてたら、
急に顔がふにゃっとほぐれて、小さく笑ったんです。
最初は気のせいかと思いました。
でも、目も笑ってたし、口元も明らかににっこりしていて、
「あ、これ…本当に笑ったんだな」と思いました。
こっち見てたんだな
あやしても、抱っこしても、泣き止まなかったり反応がなかったりすると、
「これって意味あるのかな?」って思うこと、正直ありました。
でも、この笑顔を見たときに、
ちゃんとこっちを見てくれてたんだなと思えました。
すごく大げさに言えば、報われた気がしました。
記録はないけど、まあいいか
そのとき、スマホは手元になかったし、写真も動画もありません。
でも、たぶんそれでいいかなと思います。
残ってないけど、よく覚えてるし、
「このときの気持ち」はちゃんと自分の中に今でも残ってるし。
ちなみに妻は何でも写真や記録に残したい派で僕は目で見て心に焼き付けたい派です(笑)。
少しだけ、がんばる力になった
もちろん、その後も夜泣きは続くし、疲れは消えないけど、
この笑顔が見られたという事実があるだけで、
ほんの少し、気持ちに余裕ができた気がしました。
育児ってしんどいことの連続だけど、
こういう瞬間がポンと入ってくるから、不思議とやっていけるんだなと思います。
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